老人性鬱病の症状
鬱病の克服
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■総合失調症の陰性症状とうつ病との違い

統合失調症(過去には「精神分裂病」と呼ばれていたが、人格否定につながるとして2002年8月から呼称が変えられた)の陰性症状とうつ病の症状はとても似ているので区別が非常に難しいです。総合失調症の初期にはうつの症状が出ることが多く、医師でもなかなか見分けられないようです。

総合失調症には陽性症状と陰性症状があり、うつ病と似ているのは陰性のほうだけです。ですから、家族の病歴、以前に陽性症状があったか、現在陽性症状がはっきりと確認できるか、など様々なことを考慮した上でやっと、総合失調症であるかうつ病であるかを判断します。

総合失調症の主な陽性症状…急性の症状で、薬がよく効きます。

    ●幻覚(幻視)
    ●幻聴
    ●妄想
    ●焦燥感、イライラした気分
    ●激しく精神が興奮する、気持ちが異常に高ぶる
    ●奇異な格好や行動、意味のない空笑いをする
    ●支離滅裂な話し方、意味の分からない返答
    ●無意味だと思える行動を繰り返す
    ●攻撃的・暴力的な行動

総合失調症の主な陰性症状…感情の起伏や言葉・行動が鈍くなり、通常レベルに至らない状態

    ●引きこもり
    ●やる気がなくなり、何に対しても興味が持てなくなる
    ●感情の変化が少なくなる
    ●声の抑揚がなくなる
    ●表情が乏しくなる
    ●会話が少なく、使う単語が少なくなる
    ●質問に対してすぐに返答できなくなる
    ●自発性がなくなる
    ●身だしなみに気を使わなくなり、全体的にだらしなくなる
    ●集中力が続かない
    ●食欲・性欲がなくなる

うつ病は「精神病」とは違います。精神病と判断するポイントは妄想が現れるかどうかであるといえます。しかし、うつ病であっても精神病のような症状が見られる場合があり、「精神病性うつ病」または「妄想性うつ病」と呼ばれます。本人に全く自覚がなく、あまりにも強い妄想が途切れることなくずっと続くような場合には入院治療が必要になります。

総合失調症かそれともうつ病かで、もちろん治療法が違ってきます。医者でも判断が難しいくらいなのですから、素人ではまずムリです。うつ的な症状が見られた場合はできるだけ早く心療内科や精神科など専門機関を受診し、経過を見守りながら適切な対処をしていく必要があります。

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