老人性鬱病の症状
鬱病の克服
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■うつ病性の睡眠障害の克服法

神経症性の不眠症患者の場合の不眠症は、自分では眠れていないと思っているけれど、医師が検査をしてみると、実際にはちゃんと眠れている、という場合が多いのですが、うつ病の患者の不眠症は本人も自覚しているし、実際にも眠れていないことが多いです。

少し眠っている時間もあるのですが、脳は完全なる睡眠状態にはなれず、2・3時間眠ったくらいですぐに目が覚めてしまい、その後はもう眠れなくなってしまいます。「眠くならないから眠れない」のではなくて、「眠いのに、眠りたいのに眠れない」のです。それでどんどん心が焦ってしまい、思い悩んで、自分を追い込んでいき、さらに眠れなくなる…という悪循環に陥ってしまいます。

神経症性の不眠症とうつ病性の不眠症を見分けるポイントがあります。それは、夜中に起きてしまったときの行動を見ることです。神経症性の人の場合は、夜中に起きて眠れなくなってしまったことで焦り、ひどいときには隣でのんきに熟睡している家族に腹を立てて起こしたりします。

一方、うつ病性の場合は、自分が夜中に起きてしまったら、「はぁ〜」とため息をついて意気消沈し、隣で寝ている家族には憤ることなく、彼らを起こさないように、そっと起き上がり、ひとり静かに外へ出て夜空を見上げる…といった感じで、自分ひとりですべてを包んでしまいます。だからどんどん自分への負担が大きくなり、その重圧でまた眠れなくなるわけです。。。

うつ病性の不眠症の治療としては、睡眠薬や精神安定剤と、抗うつ剤などのうつ病の薬を併用して睡眠を促します。「不眠症」という病気があるわけではありません。不眠というのはうつが引き起こす症状のひとつに過ぎません。もともとの原因になっている心の不安や焦りを取り除いてあげることで、不眠症も治っていきます。

うつ病の回復には十分な休養と睡眠が必要なことは確かですが、「眠らなければ」と重く考えすぎるのはよくありません。「義務感」を感じてしまうと焦りが出てしまい、症状が悪化してしまいます。

特にうつ病にかかる人というのは、まじめで几帳面な努力家が多いですから、ともすると何でも「〜しなければ」と思いがちです。もう少し心を楽にして、夜中に起きてしまったら、「ま、いっか。眠れなくても。テレビでも見よーっと♪」と開き直ってみてください。ほら、そうすると、全然ストレスを感じないでしょう?! もしかしたら、テレビをつけたとたんに眠くなってしまうかもしれません(笑)。

うつ病克服には努力が必要です。でも時には“投げ出して”心を軽くしてみましょう。

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